奈良マルヒ研究所・研究員kobutaです。
最終回です。
さてさて、このあたり、佐紀町のことについても少しだけ。
位置的に言うと、かの平城宮跡、大極殿の裏っかわ。
昔は平城京の庭園があった所とゆうことなんですが。(松林みたいな?たしか)
子供の頃はほんっと〜に何もなくて、まあいまも何もないところなんだけども

この、歌姫に続く道は、入江泰吉先生の「入江泰吉 大和の暮らし」
にも載っている。(たぶんココ。この写真集はおもしろいので必見です!)
ここでも、木が残してありますね。やっぱし何か目印なのかも。
昔は京都などに行く時にトコトコ歩いてここを通ったカモ。

なんか有名なパン屋さん「miya's bread」さんも
このへんにありますが、もう3回いってるがいつも休みにあたる。
何故〜。食べたいよ〜

かわったおうちもある。このあたりでいつもレンゲとか摘んで遊んでた。
そんな感じで歩いていると、ああ、あれがあった!
平城天皇陵

このさいだから寄っていこう!と、ついであつかいされるかわいそうな平城天皇。

裏からまわると見えにくく、ここかあ〜〜〜??と、民家のスキマから撮っていたら、
おいちゃんに「もうちょっと先に行ったら参道があるから。」と言われる。

行ってみると平城宮跡からまる見えのところで、記憶がよみがえった。
地元民からも、「そういえばここ、あった!」と言われる、地味な御陵さん。
ヒョッコリと現れる、大極殿さん。


佐紀町とゆうバス停、ここでバスを待って小学校に通っていた。
大極殿とは、天皇が大事なことおっしゃったりするところであり、ここで恐れ多くも、
ランドセル放り投げて刑ドロしたり、ゴム飛びしたり、
走り回って遊ぶとゆう、
ぜいたくなことしてる後生のわたしたち昭和のコドモであった。
いつのまにかボロボロだったバス停も、大極殿仕様になっててビックリ。

私が平城宮跡で最も好きな景色はコレ。
草原の中を電信柱が遠慮なく通る。

ハイハイちょっとごめんなさいよ〜 とゆう感じ。
最後に水上池へ。ここを抜けて、またウワナベに帰る。


水上池の釣り堀は、こんなにも、というくらい朽ちたままほっておかれていて、
もの悲しい気持ちになる。

だれかなんとかしちください。

だけども、空が広く見えてものすごくキレイ。
ならほるもんを作らなければ、子供の頃育った、ここにはもう来なかったかもしれない。
もし、これを見て、行ってみたいと思って下さる方がいたら、
おもしろいかもしれないし、あまりにも何もなくてビックリするかもしれない。
古墳好きな人なら、ちょとだけお勧めするかもしれないけど。
でもなんといっても、田舎で見る空というのは、田んぼや畑、自然というものは、
本当に都会では味わえない、素晴らしい景色。
古き良き日本はきっとものすごく美しかったハズ。
なのに、都会に来るに連れ、ヘンな色の目立った看板が、ヘンな建物が、ヘンな色のネオンが
風景を、日本を汚している。
でもちょっと離れるとまだまだ素晴らしい景色というのはいっぱいあるので
そうゆうところを探して、行ってみてください。
そしたら、日本の素晴らしさもわかるし、違う発見があるとおもうのです。
ならほるもん古墳ツアー、終わり〜☆★